鳳東のサドンデスの心得～ゲームエンド条件を考える～

今回は鳳東のサドンデスで心がけてることをまとめていこうと思いますー

鳳東は東4の時点でトップの人が30000点を越えてなければ南入して30000点以上の人が出た時点でゲーム終了なんですけど南入したときに特に気にしてるのは

・自分が現状何着なのか
・自分が何点あがればゲーム終了なのか

です🐰

前者に関しては具体的に(ざっくりと)言うと2着以上ならツモられて即ラスはないから押し引きの場面はだいたい降り、4着は原則押し、3着は4着目とは戦うけど1,2着目とは戦わないって感じですね。
なのでぶっちゃけ南入時は自分の手牌よりも自分の着順と相談して勝負、押し引きを決めることが自分は多いです。

これは後日いい牌譜があったら取り上げようと思うんですけど今日は後者のゲームエンド条件について詳しく書いていこうかなと思います

後者に関しても具体的に言うと自分が2着目以上のときは多少無理してでも30000点を越えるような打点作りをするみたいな感じです。

もちろん3,4着目でも心がけることではあるんですけど2着目以上だと仮に手の速度を落としたせいで空振った場合でも即ラスはないのでリターン(トップ終了)を最大限にすべく打点をしっかり作ろうってな感じですねー

てなわけで実践譜です。

局面はオーラスでまさかの全員持ち点が原点っていうなかなかレアな場面です。

この局面は現状自分は席順でトップ目なので先にも述べたようになるべく30000点を越えるような手作りを心がけたいところ。軽い2000点テンパイを速攻でいれても南入して苦しい接戦が続くしそれならこの局でリターンが最大になるような5200以上の手を作りたい。

あとはリターンが小さい手だと他家に対してすぐ降りなきゃいけないけどリターンが大きいと他家に対してもそこそこ押せるから逆に和了率あがるみたいな考えはあるようなないような

とはいえ他家に対する押し引きは自分がトップ目なのでかなり引き気味に打ちたい。

これらを踏まえた上で第一打は中とした。中が重なると確かに和了率はあがるが鳴いても1000点のリターンの小さい手にしかならないのでこの局は手牌がまとまってるだけに門前リーチ、ツモ次第では東落としのメンタンピンツモを狙いたい。

ただリーチ棒を出すと瞬間ラス落ちするからリーチは慎重にいきたい。(といっても子が10002000ツモっても親かぶりで自分はラス回避だからいうほどためらうこともない)

なので東がすぐに出ても2枚ともスルーするつもりでいた。

僥倖のドラ引き、リターンが一気に大きくなった。これなら東を鳴いて赤を1枚持ってくるもしくは東を加カンすることで条件を満たすので東は鳴いていく

とりあえず3900のテンパイ。東の加カンや上からの赤5mチー(34mで鳴いて打8m)、赤5sツモ、リー棒出てからの10002000ツモあがりなど30000点を越えるような展開を抜けなくしっかりと考えておく

(今見ると赤5p引きを見て47pの切り順逆だよな～って思う)

なので、

これはぜーーーったい鳴く！！！
平場だと抵抗があるが今回はマンズが345678mで258369mを引けば良形テンパイになるので平場だとしても打点上昇が3900→7700で大きいので鳴いた方がいいと思う。ましてゲームエンドの手になるなら今回はなおさら鳴きでしょう

強いてこの手から鳴かない場合をあげるなら後手を踏んでてめくりあいの段階に進んでるときですかねー当然めくりあいは枚数が多い方が圧倒的に有利なのでスルーした方が良さそう。

当然今回は完全先制なのでやはり鳴く理由しか見つからない

狙い通り🐰

このカンは正直微妙だった。

メリットはツモが一回増える(＝あがり抽選を受けられる)

デメリットはカンドラ(カン裏ドラ)で他家の打点をあげる(＝他家の手が5200以上の条件を満たして手がぶつかりやすくなる)

特に今回はドラを7枚のうち5枚自分が独占してるからこそドラを増やすのは悪手だったように思う。